どうもこんにちは。
京都は先斗町から世界を狙う 本家京もつ鍋 亀八本店、
亀八のもつ鍋が人間の形に姿を変えたもの、
日本を代表するもつ鍋案内人、もつ鍋ひとすじ12年、店長ぺーでござる。
敬老の日に何を思ふ、ってことで
「敬うべきご老人」というと、もう15年前に死んじゃったけど
祖父の事ですかね。
ちょうど昨日が祖父の命日でした。
当時僕は21歳、大学4年生で
祖父が危篤なので帰郷する電車待ちの二条駅のホームで
母から電話で
今逝ったから、ゆっくりでええし帰ってき
と言われたのを覚えています。
はじめて身内の死、というのを体験して
なんだか不思議な感覚でした。
人はいつか死ぬ、ってのはわかっていたし
死にゆく人に 死なないで、と言うのは
なんだかナンセンスだとも思ったし
なんだか不思議な感覚でした。
酔って騒いで祖母に叱られた父が
夜中に祖父の横にひとり座って
家族の前では愚痴もこぼさないし弱いところを見せない親父だったのに
初めて泣いてる姿を見て
なんだか不思議な感覚でした。
どうやら僕は初孫、ということで
だいぶ愛されていたみたいで
祖父がいつも持っていたセカンドバッグには
僕ら孫たちの小さい時の写真（昭和の色褪せた写真）が
ずっと入っていたみたいで
それをみたらたまらんくなって 泣いてしまいました。
今では泣かないキャラとして有名な僕ですが
最後に泣いたのが祖父が死んだ日だと思うなあ。
浅草店で働いていた時に
部下のファンシーともえを家まで送っていたら
「ぺーさんの夢ってなんですか」と聞かれたことがあって
うーん夢か、夢はいろいろあるけど
じーちゃんみたいになりたいなあ、と答えたことがあります。
死んじゃってもう動かないのに
なんだかでっかくてさ、
死んでなお存在感があるというか
人に影響を与えるというか
そんな生き方をしようと
15年前に思ったかどうかはよくわかんないですけど
15年経った今の僕は、祖父の死をそんな感じでとらえています。
それではまた明日！
今日のエンディングテーマ「ビューティフル」（毛皮のマリーズ）
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〒６０４－８０１７
京都市中京区材木町１８５－３
TEL０７５－２１３－０７２９（17：00～24：00）※今日のエンディングテーマは僕の脳内で再生されているだけなのでクリックしても流れません。
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