どうもこんにちは。
京都は先斗町の亀八本店から「亀八のもつ鍋が人の姿に形を変えたもの」として東京へ旅立った
今は亀八浅草店に勤務している日本を代表するもつ鍋案内人、ぺーでござる。
急に届いた牛レバー
亀八浅草店は”東京でも京都の味を”という強いコンセプトがあるので
京都からモツを直送してもらっています。
どでかい段ボールのクール便で届くのですが
たまにお肉屋さんのご厚意でオマケが届くことも。
今回届いたのは牛レバー。
かつては生レバーとして京都の亀八では人気を博したメニューでしたが
今では「あかんやつ」ですから、過熱が必要です。
とにかく急に届いたので、普段は使わない食材ですし、どんな状態化もわかりまへん。
とりあえず下処理して味見。
ンナ！ うまいやないか～！
今では生食できなくなった牛レバーですが
別に品質が悪くなったから、というのではないですもんね。
てなわけで生でもイケそうな牛レバー
焼いて出すなら串かな！ってわけで串焼きを試作。
塩・・・うまし、でもちょっと薄味？
タレ・・・おお、いける！
ネギ塩・・・ンナ！王様！
てなわけで「国産牛レバーのネギ塩串焼き～タレもできます～」に決定でございます！
これはビールがススムぞ～！
調理方法が決まったので次はお客さんに知ってもらわねばなりません。
新鮮なものを新鮮なうちに出したいので
こういう時に絶大なのが店内チラシです。
席から見えやすい・目につきやすいところにチラシを貼る。
京都での勤務時代はこういうの僕の得意分野の仕事でしたので、デザインを考えます。
目につきやすいように、何かしら挿絵を入れるのが僕の流儀。
レバーといえば「タラレバ娘」やろ！と
僕の好きな東村アキコ作品から主人公の倫子さんに決定。
さあて次は模写なわけですが、絵が割と得意な僕も
美形の、特に女性のキャラクターの模写がどうも苦手。
どうしたもんか・・・と頭を抱えた僕の目線にとあるスタッフが。
ティディス要塞のロボット兵のように、僕の目がキュピーンと光ります。
キュピーン
俺より得意な人おるやん！
星のカービィの絵をとんでもなくうまく書くスタッフがいたので
得意やろ！書いてえや！とお願い。
「いやいや！」と言いながら
スラスラ書き上げていく浅草店スタッフ。
輪郭とってバランスとって下書き・・・
なるほど下書きをトレースするのか！
今までトマト鍋のケチャップアート等、下書き不可の状況で戦ってきた僕としては
新しい技術を目の当たりにしました。
夕方の来店に間に合うように、という時間のプレッシャーの中
「知らない」キャラクターの倫子さんを上手に書いてくれました。
ありがとう！
コピーに100円かけたし、あとは頑張って売ろうな！
と言った最初のお客さんでさっそく2本ご注文！
気付けば追加でガンガン串を打つほどに出る出る！
いやはや、得意な人に頼んでみるもんやな！
売れるチラシを作る、という目的は果たせたし、
おかげで僕は別の仕事に注力できたし。
唯才是挙
曹操が言ってたもんな～！
昔の人はすごいな！
てなわけで浅草店の国産牛レバー串、
明日くらいに売り切れちゃいます！
お求めはお早めに！
雪降るらしいけど！
いや逆にチャンス？
それではまた明日！（気持ち的には）
今日のエンディングテーマ「ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌」（あいみょん）
＊＊＊ 京もつ鍋専門店 ＊＊＊
京もつ鍋 亀八浅草店（かめはちあさくさてん）
〒１１１－００３２
東京都台東区浅草２－６－７
TEL０３－３８４４－１８１１（10時～24時くらい）※今日のエンディングテーマは僕の脳内で再生されているだけでクリックしても流れません。
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